サムネイルにカーソルを当てるとタイトルがわかります。
ROBINSを皆さんに紹介させていただくべく、日々動いておりますが、「なるほどっ」と思っていただける方もいれば、「よくわからない」と反応を示される方もいらっしゃいます。
これはひとえに私のプレゼン力の乏しさの結果と受け止めていますが、これまで様々なところでROBINSについてお話しをさせて頂きました成果と言いますか、シンプルに頭をまとめてみるつもりで、改めてパワーポイントでスライドを作ってみました。
今回は、無駄な点を省いて作ってみましたのでご参考にして頂ければと思います。
以上、いかがでしたでしょうか?
私の役割はこのプロジェクトをスタートの段階から軌道に乗せることにあります。0の段階から1にする過程というのは、サービスを作る上で最も労力を必要とする部分ですが、最も勉強になる部分でもあります。
今回のプロジェクトに関わることになって相当数の経営者の皆様とお話しをさせて頂いておりますが、皆さんお忙しい中であるにも関わらず、私と議論までしてくださいます。そして、たくさんのヒントを与えてくださいます。
本当に社会から必要なサービスになるかどうかは、広がってみないことには分からないものですが、どうせ関わるからには茅ヶ崎や湘南地区、神奈川県を中心にまずは良い事例を作り出したいと考えております。
データベースとしての使い勝手はどうなのか、ROBINSをきっかけにマッチングを生み出せるのか、行政との連動を上手く作り出せないか。
ある程度成熟した日本では、これまでのビジネスモデルには限界が生じ始めてています。ITの進化によって、今後経済のステージは都心から地方に分散されていくでしょうが、残念ながら地方はまだまだその受け皿になれません。他方で、海外から日本を市場にするために外国企業も参入してくる中で、小規模な企業にとっては益々しんどくなってくる可能性も否定できません。
それゆえ、行政、企業そして非営利組織も含めて、「情報」「人材」「ノウハウ」が相互にかけ合わせていくような地方社会を作っていかなければならないと私は考えています。
ROBINSがその一助になり得るのではないか、そのように私は考えてますので、まだまだ動きますっ。どうぞ宜しくお願いします。
いよいよ、ROBINSに関するプレスリリースがおこなわれました。
事業者の信頼をアピールしつつ、事業にまつわる各種公的情報を統合することで、全国そして世界に身元確認が取られた企業であることを発信することができるプロジェクト。それがROBINSです。
ニュース - JIPDEC、行政書士が確認した企業情報DB「ROBINS」を開始:ITpro
ITproさんにも取り上げていただき、Twitterでも広がり始めましたので、やはり大きなメディアの威力を感じます。
私もさっそく個人的にブログで紹介しました。
Blogging Worker's Style: いよいよスタート!ROBINSによる「信頼」と「取引の促進」の紹介
とにかく、当面はこのプロジェクトがどんどん露出していくことが大切です。信頼をアピールするツールですので、登録事業者数が1万、10万、20万と増えていけば、その信頼性はさらに倍増していきます。
そして、たくさんの信頼が集まり注目が集まれば、新しい可能性が生まれます。
そんな期待を胸に、企業の皆さんから登録の声を増やしていきながら、大きなうねりを作れたら素晴らしいなぁと思います。
当面はBtoCよりもBtoBの事業に効力が高まることが期待されていますので、是非「こんな使い方はどうだろう?」というようなアドバイスなど、積極的にいただけると嬉しいです。
皆で盛り上げて、たくさんの新しい取引を開拓してきましょう。
ROBINSについて「イマイチぴんと来ない」という声を頂きますので、今回は少しザックリと「つまりこういうこと!」という内容でご紹介させていただきます。
次の図を見てください。
こういうことです。
このように、自分たちの情報発信だけでは担保できない信頼性を、ROBINSを通じて完成させることができるのです。
どうしてもホームページやソーシャルメディアは、自分が発信するものなので(主観的情報)、「ホントにそうなの?」という批判に耐え辛いところがあります。
それを、ROBINSを使うことで「ああ、ROBINSでチェックされているなら大丈夫か」という判断になるのです。
ホームページにプラスアルファで「信頼」を基礎付けられるとすれば、とても効果的だと思いませんか?
ものごとは、光の当て方によって見え方は変わってきます。情報も同じ。一つの情報を生かすも殺すも、その情報を握った人次第。
ROBINSは、「信頼できる企業の情報基盤」という、見ても聞いても何だかとっつき難そうこの上ないシステムなのですが、要するに企業の「ホワイトリスト」をインターネット上に立ち上げよう、というコンセプトなのです。
インターネットで「信頼」というのは、よくよく考えてみると実はなかなか難しいものです。
たとえば、私のホームページがあって、ブログがあって、Twitterもやっていて、ということで「北川哲也という行政書士がいるらしい」ということは分かると思います。
でも、よく考えてみれば、
など、ツッコミどころ満載なわけです。
そこでROBINSは、許認可番号や企業コードなどの客観的な情報を一ヶ所に統合して、当該情報と本人とを結び付け、そのことを行政書士が実際に確認をする、というプロセスで「信頼」をアピールしていこうというプロジェクトなんです。
もちろん我々が確認をするのは、「ある一定の時点」における情報です。そのため、半年後、一年後、三年後と「信頼」はどんどん低下してしまうわけですが、定期的に確認を入れることによって、インターネット上における「信頼」の鮮度を維持することができます。
さて、このようにして「信頼」されたリストに掲載された企業としては、その後が大切です。
ROBINSはあくまでもインターネットでの「信頼」性を担保するものですので、たとえばそれ自体としてSEO対策になるとか、集客が激的に増えるとか、格付け的な意味があるのか、というものではありません。
この「信頼」をどのように生かすかが、非常に重要になってきます。この生かし方については徐々に書いていきたいと思います。
是非、皆さんも一緒に考えてみてください^^
ROBINSは株式会社でも、NPO法人でも、学校法人でも、個人事業者でも、営利非営利・個人法人問わず登録ができます。
ただ、個人的にどうしてもお勧めしたい業界があります。それがNPO活動をおこなう団体の皆さんです。その中でも、真剣に企業や行政と協働をしたいNPO、真剣に寄付を呼び込みたいNPO、真剣に人員(会員)を増やしたいNPOには特に。
私は個人的にも、仕事上でもNPOと深く関わっています。その理由は、「NPOが経済の風穴を開けるポテンシャルを持っているから」です。
NPOと一口にいってみても、そのスタンスは様々。積極的に事業をおこなって社会的課題にチャレンジする団体もあれば、あまり大きくせずにお金もかけずにゆるゆると活動する団体もあります。それは「かくあるべきだ」という世界ではありません。
ただですね、積極的に活動を展開したい(しなければならない)と思っていても、なかなか上手くいかない団体が少なくありません。他方で、税収が減ってしまって国のサービスが先細りしていく中で、NPOに寄せれる社会の期待はとても大きくなっています。
そのような中、民主党政権で持ち上がった「新しい公共」という概念があります。公共領域を行政サービスだけでなく、民間活力によって補っていこうという考え方です。民主党らしいといえばそうなのですが、それでもこの考え方に関しては、私も正しいと思います。
そこで、今日本中で「行政とNPOとの協働」モデルだけでなく、「企業とNPOの協働」モデルを推進していこうという動きが盛んです。
わたしも、茅ヶ崎市で「企業とNPOの協働」モデルを作り出そうと、プロジェクトに参加しています。しかし、そこで目の当たりにする現実は、
「NPOって具体的に何をしているの?」
という企業の反応です。
今、NPOを支援する動きは社会に多く存在します。企業が使えばとても高い料金を支払わなければならないサービスがNPO向けだと無償だったりすることが本当に多い。でも、これらの動きをきちんと利用できているところは実に少ないのが現状です。
また、ホームページも最近は皆さん作っていて、会員を増やそうと努力しています。寄付もお願いしています。でも、全然社会に響いていません。
その原因として、経営スキルがないとか言われることも多いですが、それはまぁ経営をしたことがない人にいきなり「経営スキルがない」と言ってみても仕方がないことでして。
ただ、私は「一つだけ」すぐに改善できることがあると考えています。自分たちの団体を「客観的に」「どんな人たちが」「どこに向かって」「何をしているのか」ということを「企業と同列な条件下で」整理して発信することです。
企業とNPOとの協働事例は、既に全国に多く存在しますが、特に成功しているのが「企業にないスキルをNPOが補う」というタイプです。このタイプは、企業にとってNPOと関わる意義があります。
この点、今インターネット上にはNPO向けのデータベースは多く存在しますが、この点の整理がうまくできているシステムは今のところないと私は思っています。なぜなら、NPOに向けたNPOのためのシステムでしかないから。
ROBINSは、NPOだけの情報基盤(プラットフォーム)ではなく、あらゆる事業者が同一のプラットフォームに同一の条件で掲載されます。しかも、活動状況や団体情報を企業と同様に私たち行政書士が裏付けることができます。これは非常に可能性があると感じます。
協働モデルを増やしていくための良いきっかけになれば、すごく嬉しく思います。使い方などはいつでもご相談に乗らせていただきます。
実力のある事業者、優れた技術、優れた実績、ユニークな個性・・・企業をはじめとする事業者には、その数だけ個性があります。
これを料理に置き換えてみてください。野菜も果物も、牛肉も豚肉も、種類が豊富で、そのなかでリンゴ一つ取ってみても大きさや甘さも全部違います。その違いによって、美味しく調理される方法が違いますよね。
私は、経済活動ってこういうことだと思っています。
つまり、それぞれがもっとも輝く姿で適材適所で活躍し、理想はそのスキマがなくなる経済社会。それが、もっともバランスが取れた状態ではないかと。
でも今は、見せかけだけのテクニックだけだったり、ルールを守らずに経済活動に参加して、バランスをかき乱す事業者や、企業の情報がインターネットや行政に散乱してしまっていて、必要な事業者同士が結びつかない、グチャグチャな状況になっています。
こういう状況下で、理想的なカップリング(取引相手)が誕生するのは、すごく難しい。
だからこそ、私はこのROBINSが持つ可能性はすごく大きいと信じています。理想的なカップリングを多く生み出す可能性を絶対に持っていると信じています。
その理由を簡単にご紹介しますと、
ということです。
最近はどんな事業者もホームページを持っています。でも、そこに掲載されている情報は自分たちが発信しているものに過ぎず、客観性が担保されていません。
ROBINSは、客観的な情報を一ヶ所に統合し、最終的に行政書士がその客観性を「事実証明」という観点から担保する役割を果たします。
また、この客観性を満たした情報が同一のプラットフォームに掲載されることで、比較が可能となります。ホームページはそれぞれ独自の基準で情報を掲載しますので比較が難しいですが、ROBINSでは比較が可能です。つまり、BtoBの活動において威力を発揮するのです。
さらに、外国語表記を意識的に取り入れています。今や経済活動が国境を越えておこなわれることは決して珍しいことではありません。しかし、外国の企業は日本企業を探す術がありません。
今後、ROBINSが海外事業者にも知られていけば、「ROBINSニ掲載サレテイル企業ナラ マチガイナイネ」という状況は十分起こります。そのためにも、我々行政書士が果たすべき第三者チェック機能の重みはありますし、ROBINSの使い勝手や、見やすさと言ったものは当事務所から積極的にシステムの開発元に伝えて改善を繰り返していきます。
これらの観点から、全精力を傾けてROBINSの普及と改善・発展に力を注ぐつもりです。是非、後悔させることのないように努力いたしますので、当事務所にお任せください。このシステム普及に向けてまずは首都圏はどこでも対応させて頂きます。
どうぞ宜しくお願いいたします。