ものごとは、光の当て方によって見え方は変わってきます。情報も同じ。一つの情報を生かすも殺すも、その情報を握った人次第。
ROBINSは、「信頼できる企業の情報基盤」という、見ても聞いても何だかとっつき難そうこの上ないシステムなのですが、要するに企業の「ホワイトリスト」をインターネット上に立ち上げよう、というコンセプトなのです。
インターネットで「信頼」というのは、よくよく考えてみると実はなかなか難しいものです。
たとえば、私のホームページがあって、ブログがあって、Twitterもやっていて、ということで「北川哲也という行政書士がいるらしい」ということは分かると思います。
でも、よく考えてみれば、
- 北川哲也という人間は実在するのか?
- 仮に実在しても、それは行政書士なのか?
- 実際にブログを書いたりTwitterをやったりしている人間と北川哲也とは別人であって、名前を勝手に使っているだけではないのか?
など、ツッコミどころ満載なわけです。
そこでROBINSは、許認可番号や企業コードなどの客観的な情報を一ヶ所に統合して、当該情報と本人とを結び付け、そのことを行政書士が実際に確認をする、というプロセスで「信頼」をアピールしていこうというプロジェクトなんです。
もちろん我々が確認をするのは、「ある一定の時点」における情報です。そのため、半年後、一年後、三年後と「信頼」はどんどん低下してしまうわけですが、定期的に確認を入れることによって、インターネット上における「信頼」の鮮度を維持することができます。
さて、このようにして「信頼」されたリストに掲載された企業としては、その後が大切です。
ROBINSはあくまでもインターネットでの「信頼」性を担保するものですので、たとえばそれ自体としてSEO対策になるとか、集客が激的に増えるとか、格付け的な意味があるのか、というものではありません。
この「信頼」をどのように生かすかが、非常に重要になってきます。この生かし方については徐々に書いていきたいと思います。
是非、皆さんも一緒に考えてみてください^^